液晶モニタ『U2913WM』と『29EA93-P』のスペック比較

超ワイド液晶モニタ『U2913WM』と『29EA93-P』のスペックを比較

製品サイトやレビューサイト等の情報をもとに、「U2913WM」と「29EA93-P」のスペックをわかる範囲で比較してみた。

スペック U2913WM 29EA93-P
参考価格


価格:
49,980円

(2013/02/24 08:05時点 )

LG電子 FLATRON 29EA93-P

価格:
49,800円

(2013/02/24 08:04時点 )

パネル AH-IPS AH-IPS
解像度 2,560 x 1,080 2,560 x 1,080
アスペクト比 21:9 21:9
コントラスト比 1000:1 1000:1
(Dynamicコントラスト有効時) 200万:1 500万:1
輝度(標準) 300cd/m2 300cd/m2
輝度(最小) 50cd/m2 不明
視野角 水平・垂直178度 水平・垂直178度
応答速度 8ms (GtG) 5ms (GtG)
sRGBカバー率 99% 100%
ベゼル幅 約1cm 約1mm
DVI デュアルリンクDVI デュアルリンクDVI
HDMI 2(1つはMHL)
Display Port
Mini Display Port ×
VGA ×
内蔵スピーカー × 7W+7W
ステレオスピーカー
オーディオ入力 ×
オーディオ出力
DisplayPort出力 ×
USB3.0端子
チルト機能 上21度/下4度 上20度/下5度
スィーベル機能 左右各30度 ×
昇降機能 約130ミリ ×
2入力同時表示 PBP PBP、PIP
画面分割機能 Display Manager 4-Screen Split
付属品 DVIデュアルリンクケーブル
DisplayPortケーブル
(Mini DP-DP)
USB3.0ケーブル
DVI-Dケーブル
MHLケーブル
USB3.0ケーブル
備考 ※MacでEA93-Pを2,560 x 1,080で出力させるためには、Mini Displayport – Dual Link DVI変換アダプタ(別売)を使用する必要あり

簡単に比較結果をまとめてみると以下のような感じだろうか。

  1. 液晶パネルの仕様は若干の違いはあるものの、大きな差異はない。もしかしたら元々同じパネルなのかも知れない。
  2. 設置の自由度はスィーベルや昇降機能がある分、U2913WMの方が勝る。
  3. 映像入力の種類はU2913WMの方が豊富だが、HDMIについてはEA93-Pのみ2系統ある。また内蔵スピーカーはEA93-Pにしかない。
  4. 3分割以上の画面分割機能はそれぞれユーティリティアプリを使用するようだが、おそらくWindows専用アプリであり、どちらの場合もMacでは利用できないと思われる。
  5. MacとEA93-Pを接続する際、EA93-P側のDisplay Portを使用した場合は、2,560 x 1,080にならないと思われる。

EA93-PのDisplay PortとMacとの相性が気になるところだ。
普通に考えると、MacユーザーなどDisplay Portを重視するならU2913WMが有利だが、HDMIや内蔵スピーカーにこだわるならEA93-Pというところか。

いずれにしても、EA93-PのMacとの接続例が、まだあまりネットに出回っていないようだ。情報が余りに少ないため、今後のレビューや購入例の記事に期待したい。



DELLの超ワイド液晶モニタがいつの間にか1万円も値上げ

気になっていたDELLの29型超ワイド液晶ディスプレイ『U2913WM』

以前より気になっていた、DELLの29型超ワイド液晶モニタ「U2913WM」。
豊富な入力端子を持ち、二画面を同時に表示できるなど、ちょっと特殊な画面サイズではあるがなかなか魅力的な製品だ。
Macとの接続についても、接続方法に気をつければ、特に問題なく使用できるという。しかも、その価格が39,980円で何と4万円を切るというので、一層購入意欲をかき立てるものだったのだ。

いつの間にか1万円も値上げされていた

ところが、2月の中旬頃からなのか、現在のDELL直販サイト価格は49,980円となってしまっているのだ。このところの円安傾向をすぐさま反映させたのかどうかわからないが、実に1万円もの値上げが実施されたことになる。

(オー、マイ、ガーッ)

そうなると、これまでダントツのコストパフォーマンスを誇っていた同製品だが、LGが発売している29EA93-Pと価格帯が同じになり、完全に競合することになってしまった。
仕様も価格もほぼ同じレベルになった「U2913WM」と「29EA93-P」だが、これから購入するなら一体どちらを選べばいいのか、ちゃんと判断するには2製品をもう少し詳しく調べて比較する必要がでてきた。

2製品のスペックを比較してみることにする。

詳しくはこちら ⇒ 液晶モニタ『U2913WM』と『29EA93-P』のスペック比較


MacBook Pro (MID2012)のおじさん的メモリ増設作業

MacBook Pro 13inch(MID2012)のメインメモリは16GBまで増設可能

MacBook Pro 13inch(MID2012)は、公称値としてはメインメモリを8GBまで増設可能となっているが、実際は16GBまで増設可能とのことだ。
これまでずっとメインメモリ8GBの状態で使用していたのだが、ここに来て頻繁にMacを使用してVMware Fusion含めいろんなアプリを起動していると、どうも動作が鈍くなってきたような気がしていた。
増設用メモリの価格についても、MacBook Pro発売当初より価格がかなり下がってきている事もあり、ついにメインメモリの増設を決意した。

増設前のメモリ状況この Mac について

204PIN DDR3-1600 8GB を2枚 Amazonで購入

増設できるメモリは204PIN DDR3-1600 8GBが2枚となる。正確には「増設」ではなく、内蔵されている4GBメモリ2枚を、8GBメモリ2枚に差し替える「換装」だ。
対象の製品は、価格COMやAmazonなどで調べた結果、また今回もAmazonを利用することになった。
この仕様のメモリの場合、8GBメモリ2枚セットで販売されていることが多いが、あいにく対象のセットの在庫が少なく、かつ価格も割高に感じられたので、1枚単体で販売されている同じ製品を2つ購入することにした。

(単体で2つ購入する方が、なぜか価格が安かったのだ)

204PIN DDR3-1600 8GBを2枚購入

シリコンパワー製だ

おじさん的メモリ換装法

以前に内蔵ドライブをSSDに換装したことがあるので、換装の方法はほぼわかっていた。しかし、換装などでマシンを分解する時にいつも心配になるのが、中を開けたときに取り外したネジや部品を紛失したり、元々どこに着いていたのかわからなくなることだ。
もちろん記憶力の優れている人は、どれがどこにあってどう装着されていたものか、なんて全部覚えているから心配ない! となるのかも知れない。が、記憶力にかなりヤバイものを感じているおじさんとしては、もっと慎重なやり方を選ぶに越したことはないのだ。

MacBookProの裏ブタを取り外すところから始まる。が、その前に

メモリ換装の為には、MacBookProの裏ブタを取り外す必要がある。裏ブタを止めているネジが10本あり、それを外していくのだが、その前にやっておくことがある。
事務用品店や100円ショップなどで売っている番号シールを、部品のある位置に貼っておくのだ。

ネジの位置に番号を振る

後で剥がれなくなっては困るので、貼る前にシールの粘着面をあらかじめ触るなどして粘着力を落としておくことが重要だ。

剥がしやすいようにシールを折っておくのも手

そして、もうひとつ準備しておくのが、こちらも100円ショップなどで手に入る「セレクションケース」だ。これは、細かい部品などを分けて収納できる便利なケースだ。
そしてそのケースにも区画ごとに番号シールを貼り付けておくのだ。(ただしこちらは後で剥がすことはない)

コレクションケースを使う

ケースにも番号を振っておく

いよいよ分解に取りかかる

準備ができたので、いよいよ裏ブタをはずして中を開けることにする。外したネジはセレクションケースの同じ番号の区画に入れていく。

これは7番の区画に入れる

そうして全部のネジを外したら、裏ブタをそのまま持ち上げて外す。

内部はこうなっている。内蔵ドライブはSSDに換装済み

交換するメモリはこの部分にある

メモリの外し方は、メモリの両端を押さえているプラスチックの部分を、両方に広げるように押す。そうすると、メモリの手前側が上部に持ち上がるのだ。IMG_4326

メモリの手前側が持ち上がるIMG_4330

メモリが上に持ち上がったら、1枚ずつそのまま手前側に引っ張って引き抜く。

メモリを外したところ

交換用のメモリを今度は逆に手前から1枚ずつ差し込む。2枚差し込んだら手前側を下に押し下げる。これで元あったように新しいメモリが装着される。

新しいメモリに無事交換できた

後は、はずしてあった裏ブタを元通りかぶせて、セレクションケースの番号に従って、同じ番号のねじ穴に取り付ければ、安全に確実にメモリ換装作業が完了する。

(最後に、裏ブタの番号シールを外しておくことをお忘れなく)

「このMacについて」「詳しい情報」「メモリ」で、メモリ容量が増えていることを確認する。

メモリ容量が8GBから16GBに増えたこの Mac について-1