Amazonが発売日前日に商品が届くサービスを開始

Amazonで「発売日前日お届け」サービスがスタート

Amazonが新しいサービスである「発売日前日お届け」サービスをスタートしたようだ。
Amazonの「発売日前日お届け」サービスとは、対象の予約商品を期日までに「お急ぎ便」を選択のうえで予約注文すると、一般の店頭発売日の前日に商品が届けられるサービスだ。

前日お届けができるのは「発売日前日お届け」サービスの対象商品のみ

どの商品が前日お届けの対象になっているのかは、商品詳細ページを見れば確認できる。
発売日前日お届けの対象商品は、商品詳細ページで「お急ぎ便をご利用の場合、発売日前日にお届けします。」の記載がある商品のみとなる。「発売日までに商品を受け取るには、お急ぎ便をご利用の上、予約注文してください。」の記載がある商品については、発売日当日でないと配達されない。

「発売日前日お届け」するためには、「お急ぎ便」を選択する必要がある

上にも書いてある通り、発売日前日に商品を受け取る為には、商品注文時に「お急ぎ便」を選択する必要がある。したがって、通常は「お急ぎ便」価格として、税込350円がよけいに必要になる。ただし、Amazonプライム会員は追加料金がかからない。

くわしくはこちら ⇒ 「発売日前日お届け」サービス

以前、プライム会員のお得感がほとんどないことを書いたが、これで少しはお得感がでてきただろうか。一度試してみたい。

 



Amazonの送料無料方針が変更に?

Amazonプライムに加入するとお得だった・・はずが

Amazonプライムは、年会費3,900円を払うと、いくらの商品を購入しても送料が無料になるサービスだった。加入していない場合、1,500円未満の商品購入時には別途手数料がかかった。
また、プライム会員は「お急ぎ便」も無料となり、当日または翌日に商品を受け取ることができ、年会費はそこそこするが、何度か利用すれば元をとれる計算になり、まあまあメリットが感じられるサービスだった。
ところが、2010年の後半にプライム会員でなくても全品「送料無料」になったため、プライムの特典は「お急ぎ便無料」や「お届け日時指定便無料」などは残っているが、 あまり旨みの感じられないものになってしまっていた。

プライム会員もあわせ買いが必要に?

2012年の年末から13年の年始にかけ、Amazonの送料無料方針がさらに変更になり、2,500円未満の低価格商品については、あわせて2,500円になるまで商品をあわせ買いしないと、別途送料がかかるようになってしまったらしいのだ。
しかも、それは一般会員だけでなく、年会費を支払っているプライム会員についても適用されるという。

(これじゃあ、年会費を支払ってまでプライム会員になる意味ほぼなし)

 

アメリカのAmazon.comではどうなのか

今回の措置はAmazon.com(アメリカ本国)ではなく、Amazon.co.jp(つまり日本国内)の方針ということらしいので、日本の特殊な流通事情が影響しているのかもしれない。米国の送料がどうなっているのかはよくわからないが、今回のように一般会員とプライム会員を同じように扱うようなことはしていない気がする。

(米国内の送料はあとで調べる必要があるなぁ)

 

アメリカ本国ではなんといっても、プライム会員にとても魅力的な特典があるのだ。映画やテレビドラマなどを無料で無制限にストリーミング配信できたり、Kindle向けの電子書籍が月に一度無料でレンタルできたりするらしい。

日本のAmazon.co.jpでもこのようにして欲しい

今のままでは、日本のAmazonプライムに魅力はほとんどないため、プライム会員のさらなる減少は避けられないだろう。このまま会員が減っても構わないなら仕方ないが、もし会員数を増やしたいと考えているなら、Amazon.co.jpには以下の事を考えてもらいたいものだ。

  1. プライム会員には2,500円のあわせ買いを適用しない
  2. プライム特典として、動画やアプリ、電子書籍などの無料サービスを拡充する

上記のいずれかの対応をお願いしたいものである。

(でないと、プライム解約してやる!)