Amazonの送料無料方針が変更に?

Amazonプライムに加入するとお得だった・・はずが

Amazonプライムは、年会費3,900円を払うと、いくらの商品を購入しても送料が無料になるサービスだった。加入していない場合、1,500円未満の商品購入時には別途手数料がかかった。
また、プライム会員は「お急ぎ便」も無料となり、当日または翌日に商品を受け取ることができ、年会費はそこそこするが、何度か利用すれば元をとれる計算になり、まあまあメリットが感じられるサービスだった。
ところが、2010年の後半にプライム会員でなくても全品「送料無料」になったため、プライムの特典は「お急ぎ便無料」や「お届け日時指定便無料」などは残っているが、 あまり旨みの感じられないものになってしまっていた。

プライム会員もあわせ買いが必要に?

2012年の年末から13年の年始にかけ、Amazonの送料無料方針がさらに変更になり、2,500円未満の低価格商品については、あわせて2,500円になるまで商品をあわせ買いしないと、別途送料がかかるようになってしまったらしいのだ。
しかも、それは一般会員だけでなく、年会費を支払っているプライム会員についても適用されるという。

(これじゃあ、年会費を支払ってまでプライム会員になる意味ほぼなし)

 

アメリカのAmazon.comではどうなのか

今回の措置はAmazon.com(アメリカ本国)ではなく、Amazon.co.jp(つまり日本国内)の方針ということらしいので、日本の特殊な流通事情が影響しているのかもしれない。米国の送料がどうなっているのかはよくわからないが、今回のように一般会員とプライム会員を同じように扱うようなことはしていない気がする。

(米国内の送料はあとで調べる必要があるなぁ)

 

アメリカ本国ではなんといっても、プライム会員にとても魅力的な特典があるのだ。映画やテレビドラマなどを無料で無制限にストリーミング配信できたり、Kindle向けの電子書籍が月に一度無料でレンタルできたりするらしい。

日本のAmazon.co.jpでもこのようにして欲しい

今のままでは、日本のAmazonプライムに魅力はほとんどないため、プライム会員のさらなる減少は避けられないだろう。このまま会員が減っても構わないなら仕方ないが、もし会員数を増やしたいと考えているなら、Amazon.co.jpには以下の事を考えてもらいたいものだ。

  1. プライム会員には2,500円のあわせ買いを適用しない
  2. プライム特典として、動画やアプリ、電子書籍などの無料サービスを拡充する

上記のいずれかの対応をお願いしたいものである。

(でないと、プライム解約してやる!)