DELLの超ワイド液晶モニタがいつの間にか1万円も値上げ

気になっていたDELLの29型超ワイド液晶ディスプレイ『U2913WM』

以前より気になっていた、DELLの29型超ワイド液晶モニタ「U2913WM」。
豊富な入力端子を持ち、二画面を同時に表示できるなど、ちょっと特殊な画面サイズではあるがなかなか魅力的な製品だ。
Macとの接続についても、接続方法に気をつければ、特に問題なく使用できるという。しかも、その価格が39,980円で何と4万円を切るというので、一層購入意欲をかき立てるものだったのだ。

いつの間にか1万円も値上げされていた

ところが、2月の中旬頃からなのか、現在のDELL直販サイト価格は49,980円となってしまっているのだ。このところの円安傾向をすぐさま反映させたのかどうかわからないが、実に1万円もの値上げが実施されたことになる。

(オー、マイ、ガーッ)

そうなると、これまでダントツのコストパフォーマンスを誇っていた同製品だが、LGが発売している29EA93-Pと価格帯が同じになり、完全に競合することになってしまった。
仕様も価格もほぼ同じレベルになった「U2913WM」と「29EA93-P」だが、これから購入するなら一体どちらを選べばいいのか、ちゃんと判断するには2製品をもう少し詳しく調べて比較する必要がでてきた。

2製品のスペックを比較してみることにする。

詳しくはこちら ⇒ 液晶モニタ『U2913WM』と『29EA93-P』のスペック比較



『アウトロー』は本当にアウトローなのか?

トム・クルーズの新しいヒーローシリーズの登場か

『アウトロー』を観賞した。ジャック・リーチャーという新しいヒーローが登場する。
主演はトム・クルーズ。原作のジャック・リーチャーシリーズはベストセラー小説になっているらしい。
『アウトロー』と聞いて、まずクリント・イーストウッド主演の西部劇を思い浮かべてしまった。ただ、残念ながらストーリーなどは全く覚えていない。

アウトローにしては冷静かつ緻密に調査を始める

前半ジャック・リーチャーは事件の調査を始めるのだが、とても冷静かつ客観的でひとつひとつ地道に捜査をおこなう。トム・クルーズのアクション映画というより、正当派推理ドラマを観ている感じだ。とても「アウトロー」な感じはしない。
そして画面がとても静かで落ち着いている。間違っても『96時間 リベンジ』のようなカメラぐりんぐりんはないのだ。展開が速すぎて訳わからん、なんてこともない。
おじさん世代としては、落ち着いてじっくり観られて嬉しい。どうやら、BGMがほとんどなかった?ということも影響してるのだろうか。

ハリウッド映画ではお約束の××シーンがない?

カーアクションはリアル感があり、かなり見応えがあるが、最近のハリウッド映画では当たり前の爆発や炎上といった派手なシーンや残虐なシーンはあんまりない。
さらに、お約束の××シーンもほぼないに等しい。お堅いイメージの女性弁護士の服装が、後半になって胸元が目立つものに替わるといったぐらいなのだ。
なので、トム・クルーズ主演と聞いていろんな意味で派手な映画を期待していると、見事に裏切られる。

ほんとうにアウトローなのか?

この映画を観て「アウトロー」ってどういう意味だったか、ネットで再確認することになってしまった。「無法者」や「ならず者」といった意味だとすると、どうにも違和感があってなじまない。「法律に縛られない」なんて広い意味で考えると合っているのかも知れないが、少なくとも映画の前半までは全く違う。
おそらく「流れ者」ということを表したいのだろうが、「アウトロー」の言葉のイメージは、流れ者とはちょっと違う。
映画の原題は「JACK REACHER」である。それを邦題では「アウトロー」としている。本当にそれで良かったのか?
「世界で最も危険なアウトロー」? そのキャッチフレーズも何だか違う。

日本語訳にはもう少し頑張ってもらわねば

ついでに話はそれるが、この映画というわけではないが、英語の台詞でははっきりとしゃべっている内容を、日本語字幕ではであいまいに書いているのが原因で、ストーリーの重要な部分が理解できないと言うことがたまにある。これにははっきり文句をいいたい。もう少ししっかり訳してもらいたいものだ。
逆に、観る側としては字幕に頼りすぎるのも考え物だ。出来るなら、英語の台詞を聞いて内容を少しでも理解したい。

(おじさんには無理だけど・・)


MacBook Pro (MID2012)のおじさん的メモリ増設作業

MacBook Pro 13inch(MID2012)のメインメモリは16GBまで増設可能

MacBook Pro 13inch(MID2012)は、公称値としてはメインメモリを8GBまで増設可能となっているが、実際は16GBまで増設可能とのことだ。
これまでずっとメインメモリ8GBの状態で使用していたのだが、ここに来て頻繁にMacを使用してVMware Fusion含めいろんなアプリを起動していると、どうも動作が鈍くなってきたような気がしていた。
増設用メモリの価格についても、MacBook Pro発売当初より価格がかなり下がってきている事もあり、ついにメインメモリの増設を決意した。

増設前のメモリ状況この Mac について

204PIN DDR3-1600 8GB を2枚 Amazonで購入

増設できるメモリは204PIN DDR3-1600 8GBが2枚となる。正確には「増設」ではなく、内蔵されている4GBメモリ2枚を、8GBメモリ2枚に差し替える「換装」だ。
対象の製品は、価格COMやAmazonなどで調べた結果、また今回もAmazonを利用することになった。
この仕様のメモリの場合、8GBメモリ2枚セットで販売されていることが多いが、あいにく対象のセットの在庫が少なく、かつ価格も割高に感じられたので、1枚単体で販売されている同じ製品を2つ購入することにした。

(単体で2つ購入する方が、なぜか価格が安かったのだ)

204PIN DDR3-1600 8GBを2枚購入

シリコンパワー製だ

おじさん的メモリ換装法

以前に内蔵ドライブをSSDに換装したことがあるので、換装の方法はほぼわかっていた。しかし、換装などでマシンを分解する時にいつも心配になるのが、中を開けたときに取り外したネジや部品を紛失したり、元々どこに着いていたのかわからなくなることだ。
もちろん記憶力の優れている人は、どれがどこにあってどう装着されていたものか、なんて全部覚えているから心配ない! となるのかも知れない。が、記憶力にかなりヤバイものを感じているおじさんとしては、もっと慎重なやり方を選ぶに越したことはないのだ。

MacBookProの裏ブタを取り外すところから始まる。が、その前に

メモリ換装の為には、MacBookProの裏ブタを取り外す必要がある。裏ブタを止めているネジが10本あり、それを外していくのだが、その前にやっておくことがある。
事務用品店や100円ショップなどで売っている番号シールを、部品のある位置に貼っておくのだ。

ネジの位置に番号を振る

後で剥がれなくなっては困るので、貼る前にシールの粘着面をあらかじめ触るなどして粘着力を落としておくことが重要だ。

剥がしやすいようにシールを折っておくのも手

そして、もうひとつ準備しておくのが、こちらも100円ショップなどで手に入る「セレクションケース」だ。これは、細かい部品などを分けて収納できる便利なケースだ。
そしてそのケースにも区画ごとに番号シールを貼り付けておくのだ。(ただしこちらは後で剥がすことはない)

コレクションケースを使う

ケースにも番号を振っておく

いよいよ分解に取りかかる

準備ができたので、いよいよ裏ブタをはずして中を開けることにする。外したネジはセレクションケースの同じ番号の区画に入れていく。

これは7番の区画に入れる

そうして全部のネジを外したら、裏ブタをそのまま持ち上げて外す。

内部はこうなっている。内蔵ドライブはSSDに換装済み

交換するメモリはこの部分にある

メモリの外し方は、メモリの両端を押さえているプラスチックの部分を、両方に広げるように押す。そうすると、メモリの手前側が上部に持ち上がるのだ。IMG_4326

メモリの手前側が持ち上がるIMG_4330

メモリが上に持ち上がったら、1枚ずつそのまま手前側に引っ張って引き抜く。

メモリを外したところ

交換用のメモリを今度は逆に手前から1枚ずつ差し込む。2枚差し込んだら手前側を下に押し下げる。これで元あったように新しいメモリが装着される。

新しいメモリに無事交換できた

後は、はずしてあった裏ブタを元通りかぶせて、セレクションケースの番号に従って、同じ番号のねじ穴に取り付ければ、安全に確実にメモリ換装作業が完了する。

(最後に、裏ブタの番号シールを外しておくことをお忘れなく)

「このMacについて」「詳しい情報」「メモリ」で、メモリ容量が増えていることを確認する。

メモリ容量が8GBから16GBに増えたこの Mac について-1